所在地&アクセス
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町 河原町五条 下ル一筋目西入ル
京都駅からだと
徒歩で約15分
市バス利用だと 京都駅前 発 205号系統 四条河原町・北大路バスターミナル行き→河原町正面下車 徒歩3分
↓河原町正面のバス停です。
バス停を降りてまっすぐ北へ進みます。
神社がある雰囲気が全くないのですがさらに進んでいきます。
しばらくすると市比賣神社の看板が見えてくるので曲がります。
曲がり角のところの建物にも看板があるのでわかりやすいと思います。
市比賣神社は京都十六社朱印巡りの一つです。
角を曲がってすぐのマンションの下に市比賣神社があります。
看板が無ければ気づかない立地。観光地から離れていてマンションの下にもかかわらず絶えず女性の参拝客や外国の観光客も来られているので凄いなぁと思いました。
僕は以前一度来たことがあります。
迷わず来られたのですがその時は参拝客が女性ばかりで”男が来た!”的な空気を感じ、あまり長居しなかったです。
今回は覚悟を決めてきたので長居しようと思います。
献灯された提灯がたくさん飾られています。ベンチがさりげなくたくさん置かれているのも優しさを感じます。
手水舎
桜井識子さんが著書で素敵だと書いておられた手水舎です。
手水舎の柄杓はコロナ対策で撤去されています。
こちらの水も名水なのかな。榊が入っている手水舎って良いです。
市比賣神社は神仏研究家桜井識子さんの著書「京都でひっそりスピリチュアル」が文庫化されるにあたって追記された神社です。
【水の京都】というテーマで、
市比賣神社
をまわられています。
市比賣神社のおみくじが当たったそうで力の強い神様だと書かれています。
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本殿
マンションの下をくぐって真っすぐ進むと鳥居の先に本殿があります。
桓武天皇の平安京遷都に伴い、京都の市場(官営市場)を守護する神社として795年に創建されました。堀川の七条に元はありましたが豊臣秀吉の時代(1591年)に現在の地に移されました。
女性守護で有名でご祭神はすべて女神様。女性の守り神とされており、良縁、子授け、安産等にご利益があるといわれています。
市比賣神社の比賣は姫だから女性守護で市は市場守護の市だったんですね。
本殿はマンションの一室ではなく屋根がありました。
今回の参拝も女性が多かったのですが外国人の方や男性もちらほら来られていたのでゆっくり見ることができました。
市場守護の神様でもあるので男が来ても良いんですね。
独特な形の灯篭です。
本殿奥へ進みます。
カード塚・祈祷殿
本殿の横は祈祷殿の入り口になっています。
ドアが閉まっているので素通りしそうですがカード塚が傍らにあります。
これはちょっとわからなかったです。通り過ぎた後にカード塚を探して見つけました。
近代アートのオブジェかなって感じで気づかなかったです。
よくみるとカッコいい形です。
こちらに使用済みのカードが入れられていました。
使い終わったカードに感謝する意味で祓い清められています。
さらに奥へ進んでいきます。
植松稲荷社
こちらが京都でひっそりスピリチュアルにも書かれていたお稲荷さんです。
こちらの小さい手水鉢にも榊が添えられています。
識子さんが話されていたのは左の狐さんです。
お参りさせていただいてから撮らせてもらいました。
本殿とはまた違った空気感があります。
衆霊殿
植松稲荷社の右隣に衆霊殿(しゅうれいでん)があります。
大国主命、花山天皇、恵比寿大国神が祀られています。
姫みくじ
市比賣神社の姫みくじは桜井識子さんの2022年の運気を上げる縁起物カレンダーに載っている開運アイテム。
僕は前回訪れた時におみくじを引いて姫だるまはお守りとして持って帰りました。
持って帰るのも良いですし、願い事を書いて置いて行かれるのもOKとの事です。
天之真名井(あまのまない)
天之真名井は京都(洛陽)の七名水の一つに数えられています。市比賣神社の神宝天目椀「天之八塩(あめのやしお)」で汲みだされた若水(わかみず)を歴代天皇の産湯に用いられた伝承が残っています。
天之真名井の水を持ち帰る方は絵馬掛けの傍らに専用の水汲み場がありますのでそちらで汲ませていただきましょう。
さりげなく設置されているので存在がわかりづらいですが地元の方がペットボトルを持参して汲んでおられたので気づきました。
注意書きを読んでから利用させてもらいましょう。見た目は普通の水道の蛇口なので名水だと気づかず使ってしまうのかもしれないですね。
一願成就まいり・ハッピーカードお守り
絵馬を掛けて天之真名井の水を口に含んで手を合わせて祈ると一つの願い事が叶うと伝えられています。
絵馬や姫みくじ、カード守は入り口近くの授与所にて販売されています。
ハッピーカードお守りと呼ばれていて表面に【女人守護】男性用は【男性守護】と書かれています。裏面には自分の名前を神職の方が書いて下さりパウチしてくれます。混んでなければ5分~10分程度でできるそうです。
カード守には「することなすことうまくいく」と書かれていて有効期限は1年間。一般のカードと同じ大きさなので財布にも入ります。申し込み書に記入して受付に持って行きましょう。お守り(1000円)、祈願(1000円)です。
”することなすことうまくいく”って語呂がよくて言霊を感じるパワーワードですね。効果があったと話題になるのもわかる気がします。お参りする人が絶え間ないのはそれなりの効果があるからなのかな。京都駅からかなり近いので女性は特におススメの神社だと思います。