所在地&アクセス
〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る 四丁目小松町595
京都駅からだと
市バス 206 系統、清水道下車、
松原通を通って徒歩5分
京阪電車だと
清水五条駅から徒歩11分
専用駐車場はありません。
近くにコインパーキングがいくつかあるのでそちらをご利用ください。
一方通行や道が狭かったりするエリアなので公共交通機関の利用がおススメ。
僕は六波羅蜜寺から歩いて
徒歩3分くらいで着きました。
↓
【重要】特別拝観に合わせて行きましょう
六道珍皇寺はいわゆる建築物を見て楽しむ
といった感じのお寺ではないです。
普通の日に行くと「冥土通いの井戸」など
近くで見ることができません。
こちらのポスターの
薬師如来坐像は
ご本尊で最澄作と伝えられています。
毘沙門天立像は
空海(弘法大師)作と伝えられています。
↓
「冥土通いの井戸」は
普段、格子窓から覗きます。
↓
以前参拝した時は普通の日だったので
境内に入るのは無料でしたが
井戸は遠くから覗くだけでした。
今回は特別展開催中だったので
「冥土通いの井戸」や
ご本尊の薬師如来など
見ることができました。
拝観料600円。
開催時間は午前9時〜午後4時
御朱印授与の受付時間が
15:00くらいまででした。
特別展によって拝観料や受付時間は
変わるかもしれないです。
御朱印が欲しい方は注意してください。
特別展は今後も行われるそうなので
事前にチェックしてから行きましょう。
山門
こちらが六道珍皇寺の入り口です。
↓六道の辻の碑
この辺りの地は平安京の火葬場であった
鳥部野の入り口にあたり現世と他界の
境界にあたるとされて
「六道の辻」と呼ばれたそうです。
↓こちらが由緒書きです。
「六道」とは、
地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の
六種の冥界をいい衆生(生きとし生けるもの)が
その業の結果として輪廻転生する6種の世界の事です。
収蔵庫(薬師堂)
ご本尊の重要文化財
薬師如来坐像が安置されています。
特別展期間中、無料で
開放されていました。
普段は見られないのでラッキーでした。
閻魔堂(篁堂)
小野篁卿立像、閻魔大王坐像、弘法大師像が安置されています。
迎え鐘
こちらはお盆の時期にご先祖様を
迎えるためにつく「迎え鐘」です。
「冥土通いの井戸」
小野 篁(おの の たかむら)は
平安時代初期の公卿で
隠岐に島流しにされた際に詠んだ
百人一首の
わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟
が有名です。
そんな小野篁ですが、昼は朝廷で官史を
夜は閻魔大王のもとで裁判の補佐を
していたという伝説があります。
閻魔大王のいる冥界(死後の世界)への
往路に利用されたと伝えられるのが
「冥土通いの井戸」です。
特別展だったので本堂の中に入らせてもらえました。
撮影不可の場所がほとんどなのですが
縁側からの撮影はOKだったので
「冥土通いの井戸」を撮らせてもらいました。
撮影はできなかったのですが、
井戸の先に細い道があってその先に
冥界からこの世に戻ってくる
黄泉がえりの井戸 がありました。
2011年に旧境内地から発見されたそうです。
こちらも撮影OKだったので撮らせてもらいました。
六道珍皇寺については僕がおすすめしている
京都でひっそりスピリチュアル
という本にも載っています。
文庫版なので京都の神社仏閣巡りをされる際に持参しやすいです。
電子書籍もあるので
スマホで見るのも便利だと思います。