【源氏物語・光源氏】清凉寺(嵯峨釈迦堂)の参拝ポイント【京都 観光・駐車場・釈迦如来】

所在地&アクセス

〒616-8447 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46

京都駅から

市バスだと 28系統嵐山・大覚寺行き嵯峨釈迦堂前下車 徒歩3分

直接、清凉寺に行きたい場合はバスがおススメ。

嵐山界隈を観光される方は嵐山天龍寺前で下車するか、JR利用も便利です。

JRだと  京都駅(JR嵯峨野線)嵯峨嵐山駅下車 徒歩約10分(北西へ500m)

市バスなら嵯峨釈迦堂前で下車して先の交差点を左に曲がるとすぐに着きます。

駐車場1日800円は境内の隣にあります。入り口は先ほどのバス停のある道路側です。

こちらが駐車場でそのまま境内へ入れます。

仁王門

京都府指定文化財の清凉寺の仁王門(江戸時代)です。

重要文化財に指定されるだけあって立派な山門です。五台山の額が掲げられています。

清凉寺は五台山と号する浄土宗の古いお寺です。通名は「嵯峨釈迦堂」です。天慶八年(945年)に等身大の釈迦像が安置されたのが通称の由来ともいわれています。

源氏物語の主人公の光源氏のモデルであったといわれる源融(みなもとのとおる)の山荘があり、没後、棲霞寺としたのが清凉寺の始まりです。

迫力のある仁王像です。

装飾も素晴らしいです。

中に入ると斜めに向かった参道の先に本堂があります。理由はわからなかったのですが門からちょっとずらして本堂があるっていうのは石清水八幡宮を思い出します。石清水八幡宮の場合は参拝後、神様に背を向けて帰らないように配慮されたものでした。清凉寺の場合は違った理由があるのかもしれません。

門を出て左手には法然さんの像がありました。法然さんは浄土宗の開祖です。

由緒書きが薄くなって読みにくいですが昭和43年に建てられた24歳の法然さんのブロンズ像です。こちらの寺で24歳の時に人々を救う仏教を求めての釈尊像の前で7日間籠られました。

法然像の隣には多宝塔があります。

門から出て右手にある愛宕権現社です。神仏習合の名残を感じます。

↓駐車場を出てすぐの場所にある弥勒多宝石仏。

一切経蔵

一切経蔵は僕が個人的におススメの場所です。一回100円で蔵の中に入ることができます。コロナ対策のため拝観時間は9時から16時です。お釈迦様がお説きになった明板本五千四百巻の一切の法(経典)が収められています。

法輪を一回転すると一切経を読んだのと同じ功徳が得られます。

堂までの道沿いにある源融の次男、源昇の墓です。このほか境内には奝然上人、源融、嵯峨天皇、檀林皇后の墓などがあります。

一切経蔵の正面です。真ん中は善慧大士(傅大士)座像。両脇に普浄、普現像。蔵の四隅に四天王像が立っています。入り口は右側です。

入り口の横で料金を払って中に入ることができます。写真を撮っていいですかと尋ねたら大丈夫との事でした。本堂の方は写真NGですがこちらは撮らせてもらえるので貴重です。

大きな輪蔵です。ゆっくり一回転させました。これで一切経を読んだありがたい功徳が得られます。

年季の入った張り紙です。こんな達筆で字を書いてみたい…。

めちゃくちゃ近くで像を見ることができます。しかもこの時は僕一人だったので蔵内独占状態で最高でした。

↓賓頭盧さんでしょうか。撫でると除病の功徳があるとされています。釈迦のお弟子さんでしたね。

賓頭盧さんの横は四天王の1人、広目天です。

ほとんどのお寺の像って写真撮れないからありがたいです。貴重です、かっこいい。踏んづけているのは邪鬼でしょうか。それぞれの四天王の説明書きも書かれていました。

↓西の守、竜神をひきいる広目天王

↓南の守、増長天。鬼神の鳩槃荼(クンバンダ)を配下としています。

多聞天王(毘沙門天)。諸夜叉や羅刹などの鬼神を従えています。

↓こちらは東の守の持国天です。眷属は乾闥婆。(持国天の説明書きを見忘れたので自分で調べました。)

手書きのちょっとした説明書きですがこういうのって助かります。親切だなぁって感じました。

しかも簡潔にまとめられていて読みやすい。見習いたいです。

竹仙(湯豆腐屋)

こちらは手水舎です。

手水舎の横は湯豆腐屋さんの竹仙です。境内にレストランがあるって良いですね。食事をすると駐車場代がキャッシュバックされるそうです。

寺の境内での食事って珍しいし穴場のお店じゃないでしょうか。時期によっては混みあいそうなので予約したほうがいいと思います。

阿弥陀堂

梨木神社にもあった源氏物語ゆかりの地の立て札がありました。

阿弥陀堂です。

源融が建てた棲霞観がのちに棲霞寺(せいかじ)に改められました。これが阿弥陀堂の始まりです。

嵯峨十景のひとつ、五台の晨鐘と呼ばれる鐘楼です。

薬師寺

本堂の西側に薬師寺があります。

そして、薬師寺の堂の前に石碑があります。【生の六道】と刻まれています。

小野篁は六道の辻から冥府に赴き,地獄で苦しむ亡者のために罪を受けているという地蔵尊に感激し現世に戻ったといわれています。

現世に戻ってから福生寺を建て、そこに地蔵尊を祀りました。江戸時代に寺は消滅しましたが生の六道と呼ばれた福生寺の跡を示すものがこちらの石碑です。

本堂

本堂の拝観料は400円です。

霊宝館特別公開(4月5月10月11月)は本堂霊宝館共通券700円です。

【秋季特別公開】2022年10月1日(土)~11月30日(水)

霊宝館には源融の供養のために造られた阿弥陀像【国宝】が展示されており光源氏移し顔ともいわれています。

↓本堂正面の額には栴檀瑞像(せんだんずいぞう)【釈迦如来像】と書かれています。

本堂の中は三国伝来の生身釈迦如来像【国宝】を安置しています。

神仏評論家の桜井識子さんの著書「京都でひっそりスピリチュアル」にも清凉寺が記載されています。

桜井識子さんのおすすめは江戸時代後期の絵師・狩野一信の描いた「五百羅漢図の下絵」です。

本堂内部で見られるのですが昔のスピリチュアルな世界がわかるそうです。

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本堂から外の弁天堂と大方丈の庭園へ出られます。

弁天堂。周りは池遊式庭園になっています。

紅葉で色づくとさらに素晴らしい景色になります。

京都らしい雰囲気のある場所です。8月の中旬ごろ参拝したのですが観光客が少なかったので静かに参拝できました。紅葉の時期はたくさんの人出になりそうです。

こういう場所で写経すると心が落ち着きそう。

枯山水の平庭。

大方丈庭園は江戸時代の小堀遠州が作庭と伝えられています。

すべて参拝し終わった後に外は大雨になってました。ちょっとした事ですがラッキーだなぁと思いました。紅葉の時期はさらに美しい景色が楽しめますし見どころも多い寺院です。今度は霊宝館を拝観できる時期に行きたいと思います。