所在地&アクセス
〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
京都駅からだと
京都駅前→南禅寺・永観堂道下車徒歩3分
↓こちらがバス停です。
バス停から少し歩くと永観堂の石碑があるのでそれを目印に進んでいきましょう。
こちらが永観堂への道です。
すこし歩きますが地下鉄蹴上駅で降りて南禅寺やインクラインを通っていくのもおススメです。
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↓京都で有名なハイクラスホテルが近くにあります。
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地下鉄で行くなら
地下鉄京都駅→烏丸御池駅まで行って
地下鉄東西線へ乗り換えて蹴上駅下車。
そこから徒歩で15分くらいです。
インクライン(傾斜鉄道)はこんな感じ。
京都の映えスポットです。
総門
紅葉で超有名な永観堂。僕は今回初めての参拝です。総門からすでに青もみじが雰囲気出してます。
横が幼稚園で駐輪場もありました。
駐車場もあり秋の寺宝展を除く期間は無料で停められますがなるべく公共交通機関の利用を推奨されています。
中門
こちらで拝観料600円を払います。秋の寺宝展の時期などはかなりの観光客の方が来られるので見られないエリアができたり拝観料が上がったりします。
ゆっくり庭園、建物など見たい方は紅葉の時期を避けて来るのが良いです。
僕は7月に参拝したのですが、青もみじが素晴らしかったし心落ち着く庭園で見ごたえ十分。拝観料以上の価値がありました。
境内は結構広いので初めての方は少し注意が必要です。
大玄関
こちらからお堂へ入ることができます。靴を脱いで歩くので寒い時期は厚手の靴下を履いて行かれたほうがいいです。
唐門
こちらは大玄関の隣にある勅使を迎える時に使う唐門。外からと中からでまた違った良さが感じられます。
たまたま人が少ない時期だったので庭園を満喫できました。本当に贅沢なひと時です。
悲田梅
こちらは永観律師(禅林寺住職)ゆかりの悲田梅です。永観律師(ようかんりっし)は禅林寺の境内に薬王院を建てたり、貧しい人たちのために薬食の一助に梅林を育てて「悲田梅」と名づけて果実を施して救済活動をされていたそうです。
庭が素敵過ぎます。たぶん凡人には想像できない緻密な計算がなされてそうな配置。紅葉の時期の素晴らしさを容易に想像できます。
大玄関以外からは各お堂に入れないので注意が必要です。
わりと急な階段が内部にあるんですがエレベーター等があり高齢の方などに配慮されているのを感じます。
三鈷の松
エレベーター塔の横に三鈷の松があります。普通は2つの松の葉先が3つで三鈷は智慧、慈悲、まごころを表し、この松の葉を持っていると3つの福が授かるといわれています。降りて拾うのはダメですが売店で無料で配られているそうです。
水琴窟
三鈷の松の先は突き当たりになっていて水琴窟が置かれていて左右に上りの階段があります。水琴窟とは日本庭園の装飾の一つで音を楽しむものだそうです。こういう感覚ってやっぱ日本独特の文化なのかなぁと思います。
臥龍廊
屋根が龍の背中に似ていることから名づけられた臥龍廊。
この先は開山堂があります。
開山堂の先は行き止まりになっていて外にも出ることはできません。多宝塔に行きたい人は外にある多宝塔通路を通って行きましょう。
阿弥陀堂
右手の階段を登った先にみかえり阿弥陀が安置されている阿弥陀堂があります。
永観律師が50歳の頃、底冷えのするお堂で正座をしたり念仏をして行道をしたりしていると突然阿弥陀像が壇から降りてきて永観を先導し行道をはじめられました。永観が驚いていると左肩越しに阿弥陀様が振り返って「永観、おそし」と声をかけられたそうです。阿弥陀様の慈悲深さ、自分よりおくれるものを待つ姿勢、思いやり深く周囲を見守る姿勢を永観は歌を詠んで表現しています。
みな人を渡さんと思う心こそ 極楽にゆくしるべなりけれ
千載集
平日休みの日の昼間に来たんだけど非常に人が少なく貸し切り状態。シーズンオフ時なので来る前はどうだろうと思ってたけどめちゃめちゃ満喫してます。初夏の永観堂はおすすめです。
柱が装飾されていて豪華ですね。左手の入り口の先にみかえり阿弥陀さまがおられます。堂内は撮影禁止です。
放生池・弁天社
大玄関を出て放生池へむかいます。青もみじが清々しいです。
先ほど書いていた多宝塔への道です。
こちらが放生池。初夏でもところどころ紅葉がありますね。
こちらが弁天社。石橋の先にも行くことができます。
ちなみに僕は石橋を叩いて叩いて叩き割って渡れない慎重派です。余談ですが。
今しか味わえない青もみじと紅葉の対比が良いです。
龍吐水とよばれる手水舎も味があります。
青もみじに囲まれた灯篭も風情があります。
今回の蹴上~南禅寺~永観堂コースはじっくりまわったので時間はかかったけど心は癒されました。この後、哲学の道を歩いて銀閣寺へって思っていたのですがヘトヘトだったので欲張らずに次回にしました。人混みは凄いだろうけど秋の寺宝展の時期に来てみたいですね。