所在地&アクセス
〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
京都駅からだと、
市バス5番系統・205番系統で
新葵橋で下車すると近いです。
電車だと京阪の出町柳駅下車で徒歩で約8分。
駐車場は下鴨神社西側の駐車場を利用しましょう。
※2022年7月末現在方丈庵は境内整備のため移設され拝観できません※
糺の森
河合神社は下鴨神社の摂社で糺の森の入り口付近です。
唐崎社紅葉橋遙拝所
糺の森に入って少し進むと左手の小川に唐崎社紅葉橋遙拝所が見えてきます。
2015年の下鴨神社式年遷宮の際に整備された場所のようです。
由緒書きによると、唐崎社は今は社殿がないそうです。官祭の解除【げじょ】(お祓い)の神社だったそうです。
河合神社
今回、僕が河合神社に行ったのは中田敦彦のYouTube大学で鴨長明の方丈記をとりあげておられて面白かったので行ってみました。
方丈記の冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」は有名なので知ってますがそれ以外は知識として無いです。
無常観の人ってイメージ。
でも鴨長明がどんな人生を歩んで生きてきたかを知ってすごく興味を持ちました。
すぐにゆかりの地に行けるのは京都に住んでる者の強み。恵まれている環境に感謝です。
河合神社は下鴨神社に行った時に何回か来たことあったけどどちらかというと女性の神社っていう印象。
ちゃんと看板には鴨長明ゆかりの社「方丈の庵」って書いてあります。
河合神社は下鴨神社の摂社ということですが結構大きな規模の神社です。
こちらが境内図です。
鴨長明の事を今まで知らなかったのでなんで鴨長明の家があるんだろうって思ってたけど理由がわかると凄く興味深くなります。何回も見てるはずなのに楽しみです。
三井社
古代、下鴨神社の神領の蓼蔵郷の総社として祀られていた神社だそうです。
神門
神門をくぐると右手に鏡絵馬のお化粧室があります。
社務所で顔の書かれた鏡絵馬を購入して化粧して奉納します。
用意されたマジックや色鉛筆を使ったり普段自分が使っている化粧品を使ってもいいそうです。
当たり前なんだけど女子率が高い神社なので男一人だとなんか気まずい。誰も何とも思ってないだろうし自意識過剰すぎるんだけど長居はできない感じ。同じような感覚を女性守護の市比賣神社でも感じたことがあります。なんで男がいるの?みたいな。
ただ、今日は鴨長明目当てなんで長居します!すみません。
六社
それぞれ、衣食住の守護神。以前は別々に祀られていたそうですが江戸時代に一棟にされたそうです。
本殿
ご祭神は玉依姫命(神武天皇のご母神)。
すべての女性が一層美しくなりたいという願望と安産、育児、縁結びなどをかなえてくれる神様。
完全に女性守護の神様です。
最近は男性も美意識高い人が増えてるので美しくなりたい人は神様にお願いしてもいいかも。
ただ、鏡絵馬を書くためにお化粧室に入るのは遠慮したほうが賢明です。
貴布禰神社
こちらは本殿内にある貴布禰神社で水の神様として有名だそうです。
任部社
こちらは八咫烏命がご祭神。
日本サッカー協会のシンボルマークの八咫烏。
昭和6年にシンボルマークに選ばれたみたいで結構昔からなんですね。
サッカー必勝の守護神として有名。
古名が専女社。稲女とも書き食物を司る神々が祀られていたそうです。
河合神社創紀から祀られているみたいなので昔から女性守護だったのかな。
鴨長明・方丈庵
注意:2022年7月末現在 境内整備につき移設中で拝観できません
そうです。今回の目的はここなんです。
以前はただのちっちゃい小屋に見えてたのになんかめちゃめちゃ興味深い。
鴨長明に興味があるんです、だから長居してるんですと言わんばかりに写真を撮りまくりました。
中は何にもなくてシンプル。さすが日本最古のミニマリスト。
組み立て式で押し車2台で持ち運びもできたそうです。
中田敦彦のYouTube大学によると、3m×3mで仏教、芸術、生活の3つのゾーンに分かれていたそう。
鴨長明は下鴨神社を司る禰宜であった鴨長継の子として生まれましたが、18の頃に父を失い後ろ盾をなくして人生が大きく変わっていきます。その後、後鳥羽院に見いだされて歌人として活躍します。
河合神社の禰宜に後鳥羽院から推薦されますがその時の下鴨神社の禰宜に反対され神職への道を閉ざされます。波乱万丈の人生ですがそのおかげで後世に残る方丈記が誕生したので運命だったのかもしれないですね。
日本のブログで一番、鴨長明の小屋をアップしてる自信がある、たぶん。
他にも撮影されてた人がいましたが、僕が一番撮ってました。
小屋、無常観に興味があって長居してるんです、って空気は出せてたはず。
とりあえず、今度から下鴨神社に来る楽しみが増えて良かったです。