所在地&アクセス
〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21
京都駅からだと
歩きたくない方&時間をかけたくない方は
JR京都駅→JR宇治駅まで行ってタクシー利用がおすすめ。
宇治は京都市内から離れています。
行き方は色々あるのですが京阪電車を利用するのもおすすめ。
JR京都駅→東福寺 京阪電車乗換→東福寺→中書島(宇治線乗換)→三室戸駅 徒歩約15分(または京阪宇治駅まで行ってタクシー利用)
今回僕は京阪電車で行ってきました。
去年、あじさい開花時期に混雑に断念して帰ってしまったのでリベンジです。
西国三十三観音霊場の御朱印帖を持っていくのも忘れていたので今回は忘れずに持参して行きました。
京阪電車の三室戸駅です。
ちょっと見にくいですが三室戸寺への矢印が書かれた方へ行きます。
山側に向かって真っすぐ歩いていきます。
JRの踏切を渡った先に大きな交差点があります。
交差点を真っ直ぐに進んでいきます。
左手にコンビニがあります。
コンビニを過ぎた先の道が二手に分かれています。
「左 三室戸寺」の石碑があるので左の道へ行きます。
右側の道だと三室戸寺には行けないです。
かげろうの道という整備された綺麗な道です。
車が結構通るので気をつけて下さい。
三室戸寺前の駐車場が見えます。
駐車場が大きいです。
駐車場は平常時7:00から15:10までの営業だそうです。
駐車場の先の道を左に曲がると参道です。
自転車やバイクの方は参道沿いに停めます。
こちらが受付。拝観料は平常時は大人500円、2月18日から7月17日及び11月中は1000円です。
8月13日、14日、15日、12月29日、30日、31日は休みです。
新羅大明神です。お寺の受付前にあるって珍しいです。
山門
ここからは本堂は見えないです。さらに登っていきます。
参道沿いになんとも可愛らしい薬師如来さんです。お参りさせてもらいました。
三室戸寺庭園
三室戸寺って紫陽花だけじゃないんですね。
立春(2月4日)に行ったのですがこの時期だと花は咲いてないみたいです。2月18日から”しだれ梅園”が開園するそうです。
石庭にわずかに花が咲いていたので撮っておきました。
春以降はさらに見ごたえのある庭になるんだろうなぁ。
↓池泉回遊式庭園です。
本堂への階段です。
段数はそんなにないんですが、角度がちょっと急です。
階段の上には花山荘という見晴台がありました。
あじさいやつつじの時期だと綺麗に見えるんでしょうね。
狛蛇【宇賀神】
階段を登って目の前に境内が現れるのですが何とも威厳のある空間。さすが西国三十三所だけあります。
桜井識子さんの著書”京都でひっそりスピリチュアル”でも書いておられたのですが、楽しいアトラクションのようなものがいくつかあって親しみやすいお寺になっています。
階段を登ってまず目に入るのが宇賀神像です。
頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る姿をとっています。
耳をさわると福、髭を撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつくといわれています。
確かに本に書いてあったように耳たぶとしっぽだけ色が変わってます。
僕も識子さんと同じく、耳としっぽをさすって横にあるマニ車をぐるぐる回しました。
広めの境内には蓮の花の鉢植えがたくさんありました。
福徳兎
なんだか後ろ姿が気になるうさぎ像です。今年の干支ですね。
球の中の玉子が立てば運気が上がり足腰健全になると伝えられています。
鼻の穴みたいなところに両手を入れてやってみました。
難しいかなぁと感じましたが何とかなりました。やってみるとこの感覚がわかると思います。
勝運祈願の宝勝牛(牛玉)
牛の口の中にある玉をさわると勝運がつくといわれています。
勝運とか特に関係ないんですがアトラクション的にやってしまいました。でも、人生、勝ち癖はつけておきたいです。
お腹にある覗き窓から胎内の牛の木像が見えるらしいのですが暗くてわからなかったです。
運勝祈願の手形
横綱、貴乃花・若乃花の手形です。
若乃花関は平成10年の春場所直前に絵馬を奉納し優勝を成し遂げました。
本堂
本尊は千手観音で秘仏です。
太めの線香があったので購入しました。1本100円です。
山の中にあるお寺ですが立派な建物です。識子さんも”京都でひっそりスピリチュアル”で存在の大きさを書かれていましたが僕も石段を登って建物を見た時に感じることができました。
ご縁結びの紐があったので触らせてもらいました。
賓頭盧さん
こちらも「京都でひっそりスピリチュアル」に書かれていた賓頭盧さん。かなり撫でられていて赤色がほとんど残ってないです。
ぼくも撫でさせてもらいました。
本殿前にはおみくじなどが売られていました。浮舟の古蹟のところにあるお願い地蔵の木札はこちらで販売されています。
朝鮮鐘の龍頭
撫でるとお金(鐘)のかえる龍頭
こちらの朝鮮鐘の龍頭は知らずに参拝すると気づけないぐらいひっそり置かれていました。本堂の右手奥です。
僕は桜井さんの著書で読んでいたので念入りに撫でておきました。今日はいっぱい色んなところで撫でさせてもらいました。人が多い時などコロナ感染には気をつけないといけないです。
御朱印
西国三十三観音霊場の御朱印をもらいに行きます。参拝してから書いてもらうそうです。
専用の御朱印帖はお気に入りです。
マイペースでもらっている西国三十三観音霊場の御朱印。久々に増えました。
ドライヤー置いてくれているのは親切です。
夜もすがら月をみむろとわけゆけば 宇治の川瀬にたつはしらなみ
西国十番観音霊場御詠歌
阿弥陀堂
こちらの阿弥陀堂は親鸞の父、日野有載の墓だと伝えられています。
日野といえば京都市伏見区の日野は親鸞生誕の地で法界寺があります。法界寺には去年僕が京都国立博物館で観てきた最澄さんの作った胎内仏が納められている秘仏薬師如来立像があります。京都でひっそりスピリチュアルにも載っているお寺なのでまた法界寺にも行ってみたいです。そして日野は僕の好きな鴨長明の晩年暮らした場所でもあります。
鐘楼
鐘楼と三重塔が見えます。
先日、立木観音でも鐘を撞いたので撞けるのかなぁと思ったら鐘撞き禁止でした。危ない危ない…。英訳が面白い。
こちらが浮舟の古蹟です。源氏物語って内容全然わかってないのですが調べてゆかりの地めぐりしてみたいです。もともと浮舟社という社だったそうですが江戸時代に石碑に改められました。江戸時代からあるんですね。
本殿前で売っていた木札のお願い地蔵さんはこちら。
三重塔
庭と三重塔が良い雰囲気です。
花はまだ蕾でした。
三室戸寺は見どころがたくさんあるしアトラクションも多いので人気なのがわかります。今回はオフシーズンだったので人も少なく僕的には満足した参拝でした。初詣のざわつきは大丈夫なんですけどそれ以外は静かなところがいいです。観光で来られる方は庭園が素敵なので春以降の花のシーズンの方がいいと思います。