所在地&アクセス
〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町32
京都駅から市バスだと
202号、207号、208号系統で泉涌寺道下車
車は無料の参拝者駐車場があります。
少し狭い道もあるので注意してください。
拝観料は無料です。
↓僕は祇園方面からバスで来たのでこちらのバス停で降りました。
こちらの泉涌寺への道を上がっていきます。
ひたすらこの長い坂を山に向かって歩いて行きます。
車だとすぐに着いちゃうんですが
僕はこの道をゆっくり歩いて行くのが好きです。
しばらくすると泉涌寺の門があるのでくぐります。
くぐった後も道は続きます。
木に囲まれているので気持ちいです。
前方に今熊野観音寺へ向かう入り口が見えてきました。
ご本尊・ご利益
頭の神様で有名でぼけ封じや頭痛封じにご利益があるそうです。
ご本尊は十一面観世音菩薩。
西国三十三ヶ所観音霊場の十五番札所です。
正式な名前は新那智山今熊野観音寺です。
近くにある新熊野神社(いまくまのじんじゃ)
と同じ読みがななのに漢字が違うのが面白い。
熊野信仰が盛んな地だったんですね。
こんな感じで下りの道が続いていきます。
車の方は狭いのでちょっと気をつけてください。
ここの橋は秋になると紅葉が
めちゃめちゃ綺麗でおすすめです。
やっと着きました!
参拝者用の駐車場もあります。
境内はそんなに広くないので参拝時間もかからないと思います。
泉涌寺の塔頭で一緒にお参りする方が多いと思います。
階段を上ると観音寺を開創された
弘法大師様の像が見えてきます。
こちらは手水舎。
以前花手水をブログで書いたのでよかったら見て下さい。
自然に苔むした感じが良いです。
優しそうなお大師様です。
大きな像なので迫力があります。
お子様へのご利益があるそうです。
お砂踏みがあるので
南無大師遍照金剛を
唱えながら回りましょう。
遍照金剛は弘法大師様の事です。
例えば、南無阿弥陀仏だと
阿弥陀如来様に帰依します
の意味なので
南無大師遍照金剛は
弘法大師様に帰依します
の意味です。
さらに階段をのぼると本堂がみえます。
本堂の後ろに見えるのは 医聖堂です。
平成28年に丹塗りの塗り替えが施され
たので朱色がきれいです。
こちらはかなり歴史を感じる三重石塔。
創建時って書いてあるから平安時代からあるのかな。
ぼけ封じ観音
ぼけ封じ観音様が祀られているお寺は10あるそうで、
ぼけ封じ近畿十楽観音霊場といわれています。
今熊野観音寺は第一番札所となっています。
ぼけ封じ近畿十楽観音霊場 の案内パンフレットや納経帖
も置いてあるそうなので回ってみるのもいいと思います。
ちなみに僕は西国三十三ヶ所観音霊場を回って
いるのですがまだまだ満願まで時間がかかりそうです。
大師堂
↓本堂の隣に大師堂があります。
弘法大師様(空海)が熊野権現のお告げで
一堂を建立され、自ら刻んだ一尺八寸(54.5㎝)
の十一面観世音菩薩に一寸八分(5.4㎝)
の像を胎内仏として安置したのが
今熊野観音寺の起こりといわれています。
五智の井
弘法大師様が錫杖(しゃくじょう)で
岩根を叩くと湧き出したという霊泉
「五智水」が井戸水として湧き出ているのが
この「五智の井」です。
↓鎮守社の稲荷社(左)と熊野権現社(右)
鎮守社の近くに鐘楼があります。
毎年、大晦日には除夜の鐘が突かれるそうです。
雰囲気がよくて好きなお寺です。
すぐ隣は泉涌寺なので一緒に参拝するのが良いと思います。