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【神猿みくじ・忍耐地蔵】日吉大社の参拝ポイント②東本宮【縁起物・桜井識子】

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前回の記事はこちらをクリック

前回の参拝ポイント①(西本宮)の続きです。

日吉大社には約40のお社があります。その中でも中心となるのが山王七社(西本宮・東本宮・宇佐宮・牛尾宮・白山宮・樹下宮・三宮宮)です。

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宇佐宮

日吉大社摂社の宇佐宮本殿です。

宇佐宮の横にある社は大宮竈殿社です。大宮とは西本宮の旧称で大宮のご祭神の食事・調理を司る神様です。裏手に見える石碑は料理人が使い終えた包丁を納める包丁塚です。

僕は参拝順路どおりに歩いてきたので横から入る形になってます。

西本宮へ向かう道からも宇佐宮が見えていました。

大きな拝殿もあって摂社という感じがしないです。

本殿と拝殿は同じく慶長三年(1598年)に建てられており国の重要文化財に指定されています。

歴史を感じさせる本殿です。西本宮、東本宮と同じ日吉造(ひえづくり)です。

ご祭神は田心姫神で西本宮の大己貴神(大国主命)の妃神です。

宇佐宮の狛犬、獅子も木製なんですね。本殿周りも西本宮と同じく水路で結界を張っています。

白山宮

宇佐宮エリアから少し下がったところに白山宮エリアがあります。

白山宮も西本宮へ行くまでの参道から見えていました。

白山姫神社(白山宮)の拝殿です。

白山姫神社の本殿と拝殿も慶長三年(1598年)に建てられて国の重要文化財に指定されています。

白山宮のご祭神は菊理姫神で夫婦和合・縁結び・仲裁の神です。

白山宮エリアにある摂社の並びが背の順みたいで可愛いです。左の大きな社から、剱宮社、小白山社、八坂社、北野社です。

白山社からさらに下って東本宮方面へ向かいます。途中にも小さな社が点在しています。

忍耐地蔵

東本宮への道を歩いていると一風変わったエリアがあります。

こちらの木の下に祀られているのが忍耐地蔵です。【しんぼうじぞう】と読みます。

大杉のご神木の根に石仏が隠れています。

横にも違うお地蔵さんが祀られています。神仏習合の名残を感じます。

近くに恵毘須社もありました。金運上昇の福の神なのでもちろんお参りしました。ただ摂社末社が多すぎて多めに持ってきたお賽銭が尽きそうです・・・。

東本宮は山道を少し進むと見えてきます。

金大巌(こがねのおおいわ)

この階段を登ると金大巌と呼ばれる日吉大社の奥宮へ行くことができます。ただし、約1㎞片道30分の登山になるので観光で来られた方だと参拝するのはちょっとハードだと思います。

奥宮には三宮と牛尾宮があるのですが登山口にそれぞれの遥拝所があります。

↓こちらが三宮宮遥拝所

わざわざ登山しなくてもお参りできるのはありがたいです。

奥宮の写真が置かれていました。親切ですね。

↓こちらが牛尾宮遥拝所です。

八王子山は標高381mの低い山ですが準備せず登るのはやめておきましょう。

東本宮

やっと東本宮が見えてきました。西本宮とはちょっと違った雰囲気です。

参拝順路だと横から入る感じなので正面の参道から写真を撮りました。

猿岩

参道途中の猿の霊石です。お猿さんがしゃがみこんでるみたいに見えます。

神猿さんは谷側を向いて座っているのですが、来るものに神縁をむすび去る者を見守っています。

神猿みくじ

今回僕が参拝した理由の一つは神猿みくじを引きたかったからです。

僕は毎年、神仏研究家の桜井識子さんの開運カレンダーを買ってます。今年の特集が縁起物で、11月の写真が桜井さんが日吉大社の東本宮で買われた金の神猿みくじの置物だったんです。日吉大社のブログによると同じタイプの金の神猿みくじ(500円)は売り切れで8月から新しくリニューアルされたとの事。僕はデザインが同じ茶色の神猿みくじ(300円)を買いました。こちらのデザインも無くなり次第新しくリニューアルされるそうなので欲しい方は早めに買っておきましょう。

顔がそれぞれ違うのでじっくり僕と相性の良さそうなお猿さんを探しました。そして、たくさんいるお猿さんからこの子を選びました。つぶらな瞳で可愛いです。

おみくじの方の内容がいまいちよくなかったので悪いおみくじは神様にひきとってもらってもう一回引くようにお願いしました。桜井識子さんの著書によるとおみくじの引き直しはOKだそうです。向かい側にあった違うタイプのおみくじを引き直しました。

なんと大吉でした。引き直してよかった・・・。ちなみに桜井さんは末吉の後、末吉だったそう。僕も八坂神社や伏見稲荷大社で全く同じ内容のおみくじを引いたことがあります。逆に神がかりでした。それとマジで可愛いお猿さん。買って良かったです。

東本宮の境内は西本宮よりも広いです

↓こちらの拝殿は摂社樹下宮(樹下神社)の拝殿です。柱間が四方とも格子や格子戸になっていて珍しいです。

樹下神社(じゅげじんじゃ)本殿です。水路の結界と狛犬、獅子は他の日吉大社の神社と同じです。

↓東本宮拝殿です。国の重要文化財に指定されています。

東本宮本殿【国宝】

階段を登った先に東本宮本殿があります。

本殿です。昭和36年4月に国宝に指定されました。ご祭神は大山咋神です。

水路の結界が貼られています。

亀井霊水

古来の言い伝えによると昔、ここに池があって伝教大師が参拝した際に霊亀が現れて浮かんできたとの事です。

この水を占ったところ、仏様に供える水(閼伽井)にするべしと御託宣があり「亀井」と名付けられました。

僕はどこの神社でも本殿の後ろ側が好きなので必ずチェックします。東本宮は後ろ側とはいえ広い場所です。

↓大物忌神社です。東本宮のご祭神、大山咋神の父神さまをお祀りしています。お猿さんの顔をされた神様です。

早尾神社は本来は日吉大社の入り口付近にあるのですが屋根が老朽化のため令和3年度から二カ年計画で

保存修理工事を行っていて大物忌神社に遷座されています。

こちらの水は手を浸すと浄化してくれると桜井さんの著書に載っていました。

稲荷社

本殿後ろのエリアには稲荷社があります。桜井さんおすすめのお稲荷さんでパワーも強いのですが1回の参拝での願掛けはダメで定期的に通わないといけないそうです。ご挨拶をするのはOKです。

日吉雌梛・雄梛

境内に生えている雌梛は男性が女性の幸せを、雄梛は女性が男性の幸せを祈る木とされています。

↓こちらは雌梛です。

↓こちらが雄梛です。

ご神木の梛の雄雌の葉が一対で入ったお守りが売っています。家内安全・夫婦和合・縁結びのご利益があるそうです。二人でもってお互いの円満をを祈ります。なんか素敵なお守り。片思いの人は一つを自分でもってもう一つは大切に保管しておきます。

日吉大社は紅葉の名所としても有名なのでこれからの季節は多くの参拝者でにぎわいます。僕は紅葉の季節には行ったことがないのでまた行ってみたいと思います。

桜井識子さんのカレンダー

2023年版の桜井識子さんのカレンダーが発売されます。2020年版から毎年買っているのですが一年終わった後も本として置いておけるのでおすすめです。僕は2冊買って親にプレゼントしてます。桜井識子さん曰く、2023年度版のカレンダーが4冊の中で最高の出来ではないか、とブログに書いておられます。

日吉大社に関することはブログや著書にも書かれています。興味のある方は読まれてから参拝するとさらに楽しめます。

日吉大社(滋賀県)が載っている著書はこちら。

今年の2022年の縁起物カレンダーです。11月は日吉大社の金の神猿みくじでした。