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【万葉集・京都】天穂日命神社【石田の杜・想い叶ふお社・見どころ】

天穂日命神社は京都市伏見区にある神社です。一見、地域に根差した小さな神社という印象なのですが歴史は古く境内は『万葉集』などで和歌の名所として知られた「石田の杜(いわたのもり)」があります。この辺りは昔、底湿地でそういった雰囲気は今の天穂日命神社からは感じないです。10月半ばに参拝したのだけどヤブ蚊は多かったので関係はあるのかな?現在の本殿は天明三年(1783)に建てられているみたいです。

所在地&アクセス

〒601-1437 京都府京都市伏見区石田森西66

先日行った法界寺に近い場所です。

法界寺は桜井識子さんの京都でひっそりスピリチュアルに載ってます。

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なんとか京都でひっそりスピリチュアルの第二弾を期待しているのですが第1弾がもっと売れれば・・・と思っています。

興味がある方はぜひダウンロードしてください。

第2弾出ないかなぁ。


京都なら観光理由に見てまわることができるので読者さん達も実際行きやすいと思います。

話は戻って、

法界寺は交通の便が悪かったのですが天穂日命神社は駅近で便利な場所にあります。

JR京都駅からだと奈良線で六地蔵まで行って地下鉄東西線六地蔵駅に乗り換えて一駅先の石田駅で下車します。

そこから近くに大きな病院(武田総合病院)があるのでそちらに向かって徒歩5分ほどです。

石田駅を下車して地上へ上がります。まずは1番出口から出ます。法界寺の場合は2番出口だったので間違えないようにしましょう。

ファミリーマートとCoCo壱方面へ歩いて行きます。全然神社がある雰囲気じゃないです。

ちょっと歩いたら天穂日命神社の石碑が見えます。意識してないと見逃すので注意。

先ほどの石碑のあるところを曲がると先に参道が見えてきます。石碑からちょっと先にあるんでわかりづらいと思います。

もう何回も来ているのですが、あめのほひのみことじんじゃの読み方が覚えられない。

あめの/ほ/ひの/みこと/じんじゃ/ 書いていても覚えられない。【の】の場所がポイント。

年中行事が書いてあります。結構盛んにされてます。

明治中期の頃の天穂日命神社の様子が描かれています。この境内図を書いたのは当時の宮司大塚亀若氏だそうです。

歌碑が2つ見えます。

山科の石田の小野の柞原みつつか君が山路越ゆらむ

天穂日命神社パンフレットより

藤原宇合(ふじわらのうまかい)が万葉集(わが国最古の歌集)に詠まれています。

百人一首を締めくくる歌人、順徳院の”ひぐらしの涙やよそに余るらん秋と石田の森の下風”の歌碑がありました。

参道の鳥居です。

街中から急に森になる感じ。ここから神域って空気がします。

森だけにこの時期は蚊が多かったです。蚊を振り払いながら歩いていたので遠くから見てる人からはヤバい奴感が出てたかも。

本当、ここだけ森の中って感じで向こうの方には駐車場とか団地が見えます。

苗塚があります。

天武天皇の御代のこと。この地に一夜のうちに苗が数尺積み上げられその上に白羽の矢が置かれていた。老翁が現れてこの地に天照大神と日吉両社を勧請すべきとしその由縁により祀られたのが境内の苗塚だという。

御由緒要約

鳥居ができたのは最近なんですね。

さらに進むと道の先に車いすマークが。

大きな病院の近くだから車椅子の方が多いんでしょうね。

こちらが手水社。

反対側の車椅子コースから本殿へ行ってみる。

わ、ちょっと感動したんだけど砂利道にこういう処理をすると車椅子でも参拝できるんですね、すごい。

おみくじが結んでます。普段誰もいない感じなのにいつ引いてるんだろ。お祭りの時とかかな。

そして本殿です。二間社流造形式の建物で京都市の登録有形文化財に平成15年4月1日登録されたそうです。

狛犬さんです。

普段社務所には誰もいないみたいです。用事がある方は電話して下さいという感じでした。

上にある蛇みたいなのが気になる。なんなんだろ。

本殿を囲うようにして摂社が立ち並んでいます。

↓まず本殿から右側に八幡社

↓その前に天満宮

裏側をぐるっと回っていきます。

特に何もなかったです。

↓大黒大明神

篭守神社(御由緒だと子守神社?)

↓春日神社

これで一回り。本殿前に戻ってきました。

本殿の上に御由緒が書かれています。明治十年六月京都府と書かれています。

こちらは勅撰歌集。

比較的こじんまりした印象とは違い歴史深く神聖な雰囲気が印象的でした。街中にあっても石田の杜というだけあって自然も多く、地元の方や病院関係者、入院中の人の家族など様々な方が参拝されています。パンフレットに”想い叶ふお社”と書かれていたので色々お願いしてきました。

また来たいと思います。