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【世界遺産・日本最古・うさぎ】宇治上神社(うじがみじんじゃ)【ご利益・駐車場・みどころ】

宇治上神社は京都府の宇治市にある世界遺産日本最古の神社建築を誇ります。社名に用いられている【宇治】はかつては「莵道」(うさぎのみち)と書いて”うじ”と呼んでいました。ご祭神である莵道稚郎子にも莵の字が用いられているのでうさぎのおみくじやおまもりが売られていて可愛らしいです。

以前参拝した近くの三室戸寺の住所は莵道とかいてトドウと読みます。宇治って意味だったんですね。そういえば福徳兎が三室戸寺にいました。

所在地&アクセス

〒611-0021 京都府宇治市宇治山田59

京都駅からだと宇治線でJR宇治駅まで行って徒歩で観光しながら20分くらい歩いても良いとおもいます。

僕は宇治上神社のみ目的だったので京阪電車の宇治線で京阪宇治駅に降りて行きました。

京阪宇治駅です

綺麗に整備されたバスターミナルです。

修学旅行生をわりとみかけました。宇治の方が外国人の方も少なくてじっくり観光できるのかも。

歩いて9分ほどで着きます。

近くに伊藤久右衛門の本店があります。

観光の後に休憩するのにも良いですね。ここから三室戸寺も近いです。

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近くに宇治神社があるのでちょっとわかりにくいですが近くなので問題ないと思います。

宇治は観光地整備されてて大好きです。歩きやすい。

でも、車通りもわりとあるので気をつけてくださいね。

この松が分かれ道のポイントです。

左側の道へいって5分です。もし間違えても横道からいけるので大丈夫です。

誰もいないように見えますがまわりは修学旅行生だらけでした。

このまま真っすぐ行ってしまうと宇治神社の境内に入ります。

カーブを曲がった先に鳥居が見えてきました。

世界遺産・宇治上神社

こちらが宇治上神社です。

平成6年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。個別で宇治上神社が登録されたのではなく【古都京都の文化財】として登録されています。

鳥居をくぐって先に進むと木々に囲まれた橋と門が見えてきます。入り口はお寺っぽいですね。

境内に入る前の左側に大きめの駐車場があります。

参拝者用の駐車場で無料で停められますが、その他の宇治観光には使う事はできないので注意してください。

拝殿・国宝

いい雰囲気のお寺って感じですが神社です。

入ってすぐに拝殿があります。

拝殿の前にある2つの砂山は【清め砂】といいます。九月一日に斎行される八朔祭に氏子さんにより奉納されて1年間盛られ続け正月や祭りの際に境内を清めるために使われます。

拝殿は1215年頃に建立されたものと考えられます。

拝殿の裏側に同じく国宝の本殿があります。

本殿・国宝

拝殿右側より進むと本殿が見えます。

古い立札が立っています。こちらの本殿は神社建築最古であることから国宝に指定されました。

本殿は1060年頃に建立されたものと考えられます。

本殿上から拝殿を見下ろしてみました。

ちょうど七五三の時期だったので拝殿周りは子供と修学旅行生でざわついてました。

春日社

本殿の右側には春日社があります。

こちらも鎌倉時代に建てられていて国指定重要文化財です。

春日社の右横に住吉社があります。

その隣が香椎社です。

こんな感じで2つ並んで立ってます。

本殿の左側にも摂社末社があります。

まずは厳島社。

そしてさらに奥に進むと武本稲荷社があります。

社跡の石

【社跡】として本殿横に大きな石が置かれています。

古来の人々はお社があった神聖な場所を踏み荒らされるのを嫌がったために大きな石を置いたと言われています。その上に石を置くと願いが叶うという伝承がありますが当社ではそのようなことは申し上げておりません。

宇治上神社について(しおり)より引用

何となく近づいちゃいけない感があるのでそっとしておいた方がよさそうです。

御神木・欅

拝殿の右脇にある欅です。樹齢はおよそ300年と言われています。

桐原水

こちらは境内の右側にある手水社で桐原水と呼ばれている名水です。

宇治上神社ではお茶の水としてでなく参拝者が手を清めるための手水として使用されていて飲用水として使用する事はできないそうです。

宇治七名水のうち唯一現存する名水とのこと。

他は現存しない、と言われてもちょっと気になるあと六水。

宇治茶は室町時代に栄え、その宇治茶の象徴として宇治七名園が作られた。その際、お茶に不可欠な水にも「宇治七名水」が定められ、桐原水はそのうちの一つに数えられた。現在、他の六名水は失われたが、この桐原水だけが今なお枯れることなく涌き出している。

Wikipediaより引用

  • 桐原水(きりはらすい)
  • 公文水(くもんすい)
  • 法華水(ほっけすい)
  • 阿弥陀水(あみだすい)
  • 百夜月井(ももよづきい)
  • 泉殿(いずみどの)
  • 高浄水(こうじょうすい)

とりあえず、調べておきました・・・。

 

帰りは宇治川沿いから歩きました。

突き当たりの川を左に曲がると先ほど見かけた宇治神社へ行けます。桜井識子さんの著書【京都でひっそりスピリチュアル】に書かれている興聖寺も同じ方面です。

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右に曲がると宇治橋へ。京阪宇治駅に戻ります。

遠くに宇治橋が見えますね。

宇治観光というと真っ先に平等院、茶団子など思いつきますが実は日本最古の神社建築である宇治上神社を知らない方も多いんじゃないでしょうか。周りは木々に囲まれ静寂な境内に心が癒される場所だと思います。

日常の喧騒から離れることのできる場所なので宇治観光の際にはぜひ立ち寄ってほしい神社です。