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【天智天皇・時計館宝物館】近江神宮【ちはやふる・百人一首かるた・見どころ】

近江神宮は天智天皇を祀る滋賀県大津市にある神社です。御鎮座は昭和15年と神社の歴史としては新しいです。古くから近江国の発展は天智天皇が大津宮に都をおかれたことに始まるとして古くから湖国では天智天皇に対する崇敬が厚いです。また天智天皇は日本初の全国的な戸籍【庚午年籍(こうごねんじゃく)】を作成し、行政の効率化を図りさらに近江令を施行し律令制度の形成に寄与しました。

百人一首かるたの聖地としても知られ、最近では映画「ちはやふる」の影響で若者の参拝も増えています。

天智天皇が日本初の水時計(漏刻)を作ったことにちなんで時計館宝物館が設置されていたり時計業界から境内に漏時計や日時計が献納されています。

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所在地&アクセス

〒520-0015 滋賀県大津市神宮町1−1

京都駅からだと湖西線で大津京駅へ行きます。そこから徒歩20分。

またはJR大津京駅から150m先の京阪大津京駅に乗り換えて一駅先の京阪近江神宮前駅下車 徒歩9分。

駐車場

車だと無料の駐車場があります(年末から正月期間有料)

僕は車で行きました。駐車場の入り口はちょっとわかりづらいので注意してください。

駐車場自体は広いので停めやすいと思います。

参道途中にある大きな木の鳥居です。以前来たときはこちらの鳥居の階段の下で催し物をされていました。結構広いところなので色々イベントしやすそうな参道です。

歌碑・句碑

文芸評論家の保田與重郎さんの歌碑です

さざなみの しがの山路の春にまよひ ひとり眺めし花ざかりかな

保田與重郎

立派な歌碑ですね。

近江神宮は桜の名所としても名高いので、春には多くの参拝客が訪れます。

桜の時期の情景が目に浮かぶ素敵な句です。

歌碑、句碑案内図があったので探しながら散策するのもいいです。

手水社

楼門

これぞ、近江神宮!といった景色です。コスプレや着物を着て写真を撮る方もいたりします。

近江神宮といえばこの朱色の楼門をイメージする方が多いでしょうか。

今日は式典があったみたいでちょうど終わったところのようで片付けをされていました。

本殿・内拝殿

境内地は約6万坪で社殿は近江造り。山麓の斜面に本殿・内外拝殿を回廊が取り囲み、近代神社建築の代表的なものとして国の登録文化財に登録されています。

狛犬を撮ろうと思ったら阿吽じゃない・・・?

何故なのか分からなかったのでネットで調べたら西洋の獅子の置物で狛犬ではないそうです。

狛犬は奥の門の中にいるんだとか。この感じだと狛犬だって思っちゃいますよね。

寄贈された時計のオブジェがあります。

なんかかっこいい時計です。

この古代火時計はROLEX社からの寄贈。1979年 時の記念日にスイス・ジュネーブより日本の皆様へ贈る、と刻まれています。

こちらは天智天皇が造られた漏時計の再現。オメガ社からの寄贈。そうそうたる世界のメーカーから寄贈されているんですね。

矢橋式日時計。

精密日時計。当たり前ですが、曇っていると日時計って時間わからないです。

僕の中で近江神宮で印象深いといえば時計のオブジェです。

境内には時計館・宝物館が設けられていて和時計をはじめとした各種古時計など展示されています。近江勧学館は競技かるた戦が行われる場所で宿泊や各種会合研修にも利用されています。

十一月だったので七五三の時期でした。

おみくじ引きました。

1ヶ月の間に何回おみくじ引いてるんだって感じですが参拝のたびに引いてます。

邪魔にならないように気をつけながら今回はおみくじを引かせてもらいました。

ちょっと開け方が下手くそで禿げてますが吉でした。

何事もいまは変化にとむ時。どのように身を処するか目標を心の中でもう一度しっかりと確かめること。

実力はあってもここは一歩他人にゆずるという心のゆとりが欲しい時。

事によると義理にからまれて不本意に動くというようなことがあるかも。かならず一歩立ち止まってから歩く方が得。

吉なんだけど身を引き締めていかないといけない時期なんですね。何事も慎重にということなんだろうか。

ちょっと病気が多かったりしたので健康運のところは気をつけて心に留めておこうと思います。

個人的なことですが人生の過渡期なのかなと感じているので焦らず慎重にやっていきたいと思います。

本殿の右側に栖松遥拝殿があります。

元高松宮様が有栖川宮様をお祀りしていた社殿を移築され復元されたそうです。

元高松宮様とご縁が深い神社なのでお移しになられました。原寸通りの移築工事だったそうです。

百人一首かるたが展示されています。

湖国菊花大会をされていたのでところどころに菊の花が飾られていました。

近江神宮は参拝時期によって印象のかわる神社ですが秋でも映画「ちはやふる」の舞台になったということで若い参拝客や修学旅行生が来られてました。多分京都からアクセスが良いので来やすいのかな。

周りは自然に囲まれた静かな環境でゆっくりできます。

朱色の楼門と階段が素敵な神社ですね。時計の歴史や百人一首など文化的な深みもあって比較的新しい神社にもかかわらず歴史を感じさせます。

天智天皇は開運の神様としての御神徳があり開運への方向を時示す導きの神様として崇敬されています。

僕も京都から近いんで何度も参拝させてもらってます。今度は桜の時期に来てみたいですね。