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【玉の輿・桂昌院】今宮神社の参拝ポイント【阿呆賢さん・牛頭天王・あぶり餅】

所在地&アクセス

〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21

京都駅からだと

地下鉄京都駅→北大路駅

北大路駅から少し離れているので

駅から歩きだとちょっと疲れるかも。

僕が行くときは北大路駅から市バスです。

地下鉄の通路に行先別に赤と青の矢印があるので青の方へすすみましょう。

しばらくするとバスターミナルがあって金閣寺や佛教大学方面(どちらも船岡山に停車します)へのバスに乗れます。

市バス(1・北8・12・M1・204・205・206)号系統

”船岡山”で降りて北へ徒歩7分くらい。

こちらの参道をまっすぐ進むと見えてきます。

鳥居がみえてきました。右手の竹やぶの方には大徳寺があります。

 

上賀茂神社からや四条河原町あたりからだと

市バス46が乗れるので、

今宮神社前のバス停で降りられます。歩きたくない人はこちらで。

 

今宮神社は有料の駐車場が併設されています。

最初の1時間100円で30分ごとに100円。

あぶり餅屋さんを利用すると60分無料券がもらえるそうです。

駐車場から歩いて神社に向かうと

名物のあぶり餅のお店が向かい合っています。

美味しそうな匂いが漂ってます。

なんかお客さんの取り合いになって

しまうんじゃと、こちらがドキドキ思って

しまいますが仲は悪くないそうです。

話題性もあって味比べもできて

相乗効果で共存されてるのかも。 

駐車場からだと横の門から入ることになります。

楼門

正面からだとこちらから入ります。

狛犬さんが強そう!

ちょうど茅の輪くぐりができました。

拝殿

拝殿の前に茅の輪が設置されてました。


こちらは桜井識子さんのブログでかかれていた拝殿前の邪鬼に持ち上げられている狛犬です。

拝殿の上部には西陣織で作られた三十六歌仙が奉納されています。

玉の輿の語源といわれている。

八百屋に生まれた玉(桂昌院)が春日局に見いだされて

徳川家光の側室になり綱吉を生んで

その生母となり晩年は従一位に叙せられました。

また、桂昌院は信仰にも厚く、荒れ果てていた今宮神社を

再興させた事でも有名です。

現在、境内に桂昌院のレリーフが建てられています。

最近だと中曽根康弘さんが没後に

従一位を授与されているので

そのくらい凄い人だったんですね。

こちらはお玉の井。

桂昌院寄進のものだそうです。

本殿

大己貴命・事代主命・奇稲田姫命の三柱が本社

ご利益は健康長寿、良縁開運です。

疫社

本殿の真横に疫社が建っています。

摂社の疫社のご祭神は素戔嗚尊です。

素戔嗚尊は牛頭天王と同一神といわれています。

牛頭天王は八坂神社でも祀られています。

ご利益は、

健康長寿・厄除けなどです。

阿保賢さん(あほかしさん)って何?

この阿保賢さんは古くから神占石(かみうらいし)

と呼ばれています。

心をこめて病気平癒を祈り、軽く手で撫で

身体の悪いところを摩れば健康の回復を

早めると云われています。

また、重軽石(おもかるいし)としても

知られていて、

軽く手のひらで3回たたいて持ち上げる。

その後、願いを込めて3度手のひらで

撫でて持ち上げる。

軽くなれば願い事が成就する

云われています。

境内社・末社

宗像社(むなかたしゃ)

今宮神社は境内社が本当に多いです。

駐車場の方の入り口から入ると橋があって左手に宗像社があります。

ご祭神は素戔嗚尊の十握剣から

生まれた宗像三女神。

多紀理姫命、湍津姫命、市杵島姫命。

「美」を司る神ともいわれています。

古来より道を司る神としても知られ

航海の安全や交通安全、志を持つ人を

導いてきた神でもあります。

別名「弁天さん」とも呼ばれ、社殿の

台石の北側面に弁天さんの使者の

鯰の彫り物があります。

確かに薄っすら鯰の彫り物が見えます。

神馬社

こちらは宗像社の向かいにある神馬社(しんめしゃ)。

神様が乗る白い神馬が祀られています。

織姫社

西陣織物の祖神・技芸上達の神だそうです。

近年は織姫彦星の七夕伝説になぞらえた信仰もあるそう。

八社・八幡社

奥の長い社が八社で左横に八幡社が建ってます。

右が大将軍社で左が日吉社です。

紫野稲荷社織田稲荷社

織田稲荷社は織田信長公とその家臣が祀られているそうです。

若宮社

末社ですが拝殿があります。

月読社

少し上ったところに月読社があります。

伊勢神宮の別宮月読宮のご祭神月読尊が祀られています。

登った手前の右手に地主稲荷社があります。

どこか神秘的な感じがします。

絵馬舎

こちらもどこか歴史を感じる絵馬舎です。

やすらい人形(ひとがた)

コロナがなかなか収まらないですが、

今宮神社でやっておいた方が良いことがあります。

やすらい人形を奉納しましょう。

ひとつ300円です。

まず紙で出来た人形に住所と名前を記入して

厄疫を人形に遷します。

年齢は数え年を書くそうなので置いてある表を参考にしましょう。

そして本殿に納めるところがあるので

お参りする際に入れておきます。

一緒に入っている蘇民将来子孫也のお札は

厄疫よけになるので持ち帰って家の玄関や

戸口に貼りましょう。

蘇民将来子孫也については

八坂神社の参拝ポイントの記事にまとめています。

こちらの蘇民将来子孫也のお札

角大師の護符比叡山延暦寺)で

神様と仏様の守りで強固にして

見えない世界のコロナ対策をして

みましょう。

マスクや消毒、ソーシャルディスタンスも

もちろん重要ですが、千年以上昔から

残っている疫病対策なので

やってみてもいいと思います。