所在地&アクセス
〒602-0844 京都府京都市上京区染殿町680 梨木神社(なしのきじんじゃ)
京都駅からだと
地下鉄京都駅→丸太町駅下車 徒歩20分
京都御苑の東側で駅から少し離れた場所にあります。
市バスだと
京都駅→府立医大病院下車 徒歩3分
京都駅からだと本数も多いのでバスでの参拝が便利です。
専用の駐車場はありますが3台ほどです。お水汲みや観光目的の方などはお断りされてます。梨木神社のみ参拝以外の方は近くのコインパーキングを利用しましょう。
萩まつりの時期は駐車場利用とお水汲みはできないです。
一の鳥居の前にタイムズのパーキングがありました。
7:00~20:00の最初の3時間まで800円なので御所も含めた観光ならこちらでも良いと思います。
僕は電車で行ったので20分ほど歩きました。
駅を出て京都御苑の南の入り口から入って斜めに横切って清和院御門の方へ歩いていったのですが砂利道なので歩きづらかったです。普通に歩道から回っていくことをお勧めします。
一の鳥居
立派な石の鳥居です。
梨木神社は明治18年に創建された比較的新しい神社です。明治維新の功労者の三條實萬と子の三條實美がご祭神。
現在、一の鳥居と二の鳥居の間はマンションが建てられているので回り込んで二の鳥居へ向かいます。
マンションをちょっと進んだところに曲がり角があります。
こちらを進んで左手に鳥居があります。
上田秋成の石碑
二の鳥居の向かいに上田秋成の石碑が建てられています。江戸時代後期の歌人で雨月物語の作者です。晩年こちらの近辺で過ごされました。
ふみよめば 絵を巻きみれば かにかくに 昔の人の しのばるるかな と刻まれています。
二の鳥居
湯川秀樹の石碑
こちらはノーベル賞受賞の理論物理学者の湯川秀樹さんの歌碑。梨木神社「萩の会」の初代会長です。
千年の昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れ咲く萩 と刻まれています。
二の鳥居をくぐって左手に授与所がありました。
その隣には梨木神社の御神水でつくったコーヒーが飲めるカフェがあります。参拝時が8月中頃でしたが2022年8月27日にグランドオープンされました。以前行った上賀茂神社のコーヒースタンドとは違った感じですね。
さらに参道の先には神門が見えてきますが、手前に御神水汲めるの手水舎とご神木があります。
染井の水
染井の水は京都三名水の一つで現存する唯一の名水です。【他の2つは佐女牛井(下京区)・縣井(京都御所)で現在汲む事はできません】
お水汲みは一回(5リットルまで)100円です。マナー等が立て札に書かれていますのでお土産にしたい方はよく読んでから利用しましょう。大切な御神水なので蛇口の開けっ放しや容器を洗う行為もやめましょう。
愛の木【御神木】
愛の木の石柱が建てられています。
桂の木の葉っぱがハート型ということで愛の木と呼ばれています。
神門
参道の先には神門があり、その先に拝殿、中門と続きます。
拝殿
こちらが拝殿です。
こちらで萩まつりの際、舞踏等が行われます。
天壌無窮の石碑
こちらは梨木神社のご祭神の三條實萬が軸にかかれて祈念されていたましたが、その軸の破損を危惧して建てられた石碑と伝えられています。
宝祚之隆当与天壌無窮者矣と刻まれています。明治天皇が石碑の拓本をとられ、国家の弥栄、国民の安泰を祈られました。
中門の奥に本殿があります。
梨木神社は別名【萩の宮】とも呼ばれ、約500株もの萩が植えられています。
梨木神社は源氏物語ゆかりの地。源氏物語の登場人物の花散里邸がこのあたりと推定されています。
紫式部ゆかり(住居跡)の廬山寺が梨木神社の隣にあります。源氏物語等、こちらで執筆されました。
萩まつり
令和4年9月23日(金)秋分の日~9月25日(日)まで行われます。
3年ぶりの開催との事なので京都観光に良いと思います。
京都御所も近いのでおススメです。
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